体の水分と健康のお話

query_builder 2025/09/03

九月に入ったけれど変わらず朝から30℃オーバーの気温が続き、どうなってんだ!?と嘆く今日この頃…

中央元気堂の院長梶田です。


今回のお話は健康とは切っても切れない水分について書いていきます。

水分は取らないといけないと言われますが、なぜ必要なのか?足らないとどう体に影響するのか?

色んな症状が水の流れの悪さと関係しています。

是非最後までお読みください。

体の中の処理場の話

体の中の処理場の話

私たちは毎日、食べ物や飲み物を口から入れています。


ご飯やパン、魚やお肉に野菜や果物、お菓子やジュース…。

それらは消化され、体のエネルギーや材料として使われます。


でも、すべてが「良いもの」として体に残るわけではありません。

体にとって不要なものや、毒になる物質も実は混じっています。


そこで登場するのが 肝臓(かんぞう)腎臓(じんぞう) です。

この二つの臓器は、町にある「廃棄物処理場」のような存在です。


肝臓は、食べ物やアルコール、薬に含まれる毒素を分解し、できるだけ安全な形に変えてくれます。

腎臓は、血液をこしとって不要なもの(老廃物やアンモニアなど)をおしっことして外に出します。


もし処理場がしっかり働けば、町の水はきれいに保たれます。

体でいえば、血液や体液がきれいに流れて、細胞に必要な栄養を届けられるということです。

でも現代社会ではどうでしょう。

ファストフードや加工食品 ・食品添加物 ・ストレスや睡眠不足 ・大気汚染や薬の使用…

こうした要素が重なり、処理場の仕事が追いつかなくなったり、きちんと工場が働かなくなることがあります。


すると、分解しきれなかった毒素や余分な物質が体に残り、「汚れた水」として血液に乗って体をめぐることになるのです。


体の水の流れを例えると

汚れた水がどうなるかを、川の流れにたとえて考えてみましょう。


① 川:血液と体液

血液は町の中を流れる川のように、体中をくまなくめぐります。

川が本来なら「きれいな水」を運ぶように、血液も本来は酸素や栄養を細胞に届けるのが仕事です。

でも処理場をすり抜けた毒素が混じっていると、その川水は濁ってしまいます。濁った川を想像してみてください。

魚は住みにくくなり、植物も元気をなくしたり最悪枯れたりしますよね。

体の中でも同じで、血液が汚れると細胞は元気に働けません。


② 貯水池:皮下脂肪組織

川の途中には「ため池」があります。

体でいえば、それは 皮下脂肪組織。

ここはエネルギーを一時的に蓄える場所ですが、同時に毒素の“保管庫”にもなります。

たとえば、食べ過ぎや運動不足で余ったエネルギーは脂肪として貯蔵されますが、そこに毒素も一緒にたまってしまうのです。

池が汚れれば、そこから下流に流れる水もにごり、ますます環境は悪くなります。

③ 田んぼ:細胞間質液

さらに、その水は田んぼにしみ出していきます。

体でいうと 細胞間質液(さいぼうかんしつえき)。

これは細胞と細胞の間を満たす水で、稲作の田んぼにたとえると分かりやすいでしょう。

田んぼには水が張られていて、その水を通じて稲は栄養や酸素を吸い、不要になったものを吐き出します。

細胞もまったく同じで、間質液を通じて栄養やホルモンを受け取り、老廃物を排出しています。

もし田んぼの水がきれいで流れが良ければ稲は元気に育ちます。

ところが水がにごったりよどんだりすると、稲は病気になったり枯れたりします。これはまさに、細胞の環境が悪化することを意味しています。


体内がにごると何が起こるのか?

では、田んぼの水(細胞間質液)が汚れてしまったら、どんな問題が起こるのでしょうか。

① 細胞が元気をなくす

きれいな水があってこそ、細胞はエネルギーを作り、体を修復する力を発揮できます。

水が汚れれば、細胞は栄養を取り入れにくくなり働きも鈍くなります。

その結果、疲れやすい、体が重い、集中できないといった不調が出てきます。


② 炎症やむくみが起きる

汚れた水は炎症の火種になります。

血流が悪くなり、リンパの流れも滞るため、むくみや冷えを招きやすくなります。

特に女性に多い「足のむくみ」や「顔のはれぼったさ」も、実は体の水質が関係していることがあります。


③ 肌や内臓のトラブルにつながる

皮膚は体の「鏡」といわれます。

ニキビや吹き出物、かゆみ、アトピーなどは、田んぼの水がきれいに保たれていないサインかもしれません。さらに深刻な場合は、肝臓や腎臓そのものが疲れてしまい、生活習慣病へと進むこともあります。


体の水をきれいに保つことが健康のカギ

 ここまで見てきたように、肝臓や腎臓という処理場ががんばっていても、生活習慣によってはどうしても汚れた水が体をめぐってしまいます。


そして、それが細胞を取り囲む「田んぼの水」にまで広がると、細胞は弱り、体は不調を訴えるのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

答えはシンプルです。

① 食生活を整える

できるだけ自然に近い食材を選び、添加物や加工食品を減らしましょう。野菜や果物を多くとり、水分をしっかり補給することが大切です。


② 代謝を助ける

軽い運動や深い呼吸、しっかりとした睡眠は、体の循環を助けます。

寝る間にスマホを長時間見たりしていませんか?

ぐっすり寝て、体の循環が流れがよくなれば、田んぼの水も入れ替わり、細胞は元気を取り戻します。


③ デトックスを意識する

入れるものを選ぶだけでなく、出す力を高めることも重要です。汗をかく、腸を整える、肝臓や腎臓を休ませる時間を作る(断食など)といった方法があります。

特におしっこの回数が少ない方は意識的に水分を取り、トイレに行くことが重要です!

おしっこは最高のデトックスなんです。


まとめ

自分の体はどうなっている?

「田んぼの水が汚れれば稲は弱る」 これは誰でもイメージできることです。

体の中でも同じで、細胞を取り囲む水(細胞間質液)が汚れると、細胞は力を失い、体は不調に陥ります。

だからこそ、私たちは「体の水をきれいにし、流れを良く保つこと」を意識しなければなりません。

それは特別なことではなく、食事・睡眠・運動といった生活習慣を整えること。まるで田んぼに新鮮な水を引き込み、稲を元気に育てるように、私たちの体も清らかな流れを取り戻すのです。

健康の基本は、まさに “水の質”と“流れ” にある。 そう理解すると、自分の生活をどう整えるかが見えてくるのではないでしょうか。


そろそろ稲刈りのシーズンですが、あなたの田んぼは豊作?それともいまいち??

自分の体に目を向けると、それもわかってくるのではないでしょうか。


お読みいただきありがとうございました!

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中央元気堂

住所:三重県桑名市中央町2丁目62

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