整形や病院で問題ないと言われた腰痛は本当に問題ないのか?

query_builder 2026/02/24
整形や病院で問題ないと言われた腰痛は本当に問題ないのか?

腰が痛くて整形外科に行った。
レントゲンを撮った。
「骨には異常ありませんね」
「特に問題はありません」

そう言われて、痛み止めと湿布をもらって帰ってきた。

でも――

「いや、腰がめっちゃ痛いんですけど…」

こうおっしゃる方が、当院には本当にたくさん来院されます。

では、整形や病院で「問題ない」と言われた腰痛は、本当に問題がないのでしょうか?

今日はそのことについて、整体院としての視点からお話しします。

病院で“問題ない”と言われる理由

まず大前提として、
病院で異常がないと言われたこと自体は、とても良いことです。

なぜなら、

  • 骨折していない

  • 腫瘍がない

  • 重度の椎間板ヘルニアではない

  • 手術が必要な状態ではない

ということが確認できた、という意味だからです。

整形外科で主に見るのは、

  • 骨の形

  • 骨と骨の隙間

  • 明らかな変形や破壊

つまり、構造的な大きな異常です。

しかしレントゲンは「静止画」です。
しかも写るのは主に骨です。

筋肉、靭帯、関節の細かい動き、内臓の状態、自律神経の乱れまでは評価できません。

ですから、

「整形外科レベルでは問題がない」

というだけで、

「あなたの体に問題がない」←※ここ凄く重要

という意味ではないのです。


痛みは画像では評価しきれない

痛みというのは、とても複雑です。

同じレントゲン写真でも、

  • 全く痛みがない人

  • 強烈な腰痛がある人

がいます。

逆に、ヘルニアがあっても無症状の人もいます。

つまり、

画像=痛みではない

ということです。

痛みは、

  • 筋肉の過緊張

  • 関節の微妙なズレ

  • 骨盤の傾き

  • 股関節の硬さ

  • 水分代謝の低下

  • 自律神経の乱れ

  • 内臓疲労

  • ストレス

こういった“目に見えにくい要素”が複雑に絡み合って起こります。

これは画像だけでは判断が難しいのです。


なぜ痛み止めが出されるのか?

整形外科で異常がなければ、基本的な対応は

  • 痛み止め

  • 湿布

  • 経過観察

になります。

なぜかというと、

医学的に緊急処置が必要な状態ではないからです。

これは決して悪いことではありません。

ただし…

「痛みがなくなった=治った」
ではありません。

痛み止めはあくまで“痛みの感覚を抑える”ものです。

原因を解決しているわけではありません。

痛みは悪者なのか?

私は長年整体をしていますが、こう思っています。

痛みは悪者ではありません!!

痛みは、

「今のままだと体が壊れますよー」

という体からのサインです。

例えば、

  • 無理な姿勢を続けている

  • 片足重心で立っている

  • いつも同じ方向に体をひねっている

  • 食生活が乱れている

  • 睡眠の質が悪い

  • ストレスが強い

体は限界が近づくと、痛みという形で教えてくれます。

それをただ消してしまうと、

サインを無視して走り続ける状態になります。

それが続くと、もっと大きなトラブルにつながることもあります。

だから、痛みがなぜ出るのか?に気づくことがめちゃくちゃ重要なのです。


では、どうすればいいのか?

整形で異常がないと言われた腰痛の場合、
次に大切なのは、

「なぜ痛みが出ているのか」を細かく見ること

です。

当院では、

  • 立ち姿勢

  • 歩き方

  • 重心の位置

  • 骨盤のバランス

  • 股関節の可動域

  • 背骨の動き

  • 足の状態

  • 靴のサイズや履き方

  • 栄養状態

  • 水分摂取量

などを総合的に見ていきます。

レントゲンでは見えない部分を、動きや反応から評価します。

痛みは「結果」です。

必ずその前に「原因」があります。


代替医療という選択肢

整形で異常がないと言われた。

でも痛い。

そんなときに選択肢になるのが、

  • 整体

  • 鍼灸

  • カイロプラクティック

  • 東洋医学的アプローチ

といった代替医療です。

これらは、

“構造異常”よりも“機能異常”を見る医療

です。

例えば、

  • 骨盤がわずかに後ろに倒れている

  • 右足に体重が偏っている

  • 股関節が硬くて腰に負担が集中している

  • 腹部の緊張が強い

こういった小さなズレやアンバランスが、慢性的な腰痛を作ります。

それを丁寧に整えていくことで、体は本来のバランスを取り戻します。


「異常がない」はゴールではない

整形で異常がないと言われた。

これは、

スタート地点に立っただけなのです。

本当の意味で大切なのは、

  • 痛みがなぜ出たのか

  • どうすれば再発しないのか

  • 体をどう整えていくのか

です。

「異常がないから様子を見ましょう」

で終わってしまうと、慢性化してしまうケースも少なくありません。


病院と整体は対立している訳ではない

ここで大事なのは、

病院が悪いわけではないということです。

病院は命を守る場所です。
重大な病気を見逃さないための場所です。

整体は、
機能を整える場所です。

役割が違うのです。


ですから、

  • 強いしびれ

  • 排尿障害

  • 発熱

  • 激しい外傷

がある場合は、まず病院です。

それで異常がなければ、
次のステップとして整体を考える。

この流れが理想的です。


まとめ

整形や病院で「問題ない」と言われた腰痛。

それは、

  • 命に関わる問題ではない

  • 骨に大きな異常はない

という意味では、とても良いことです。

しかし、

体に問題がないという意味ではありません


痛みは体からの大切なメッセージです。

それをただ抑えるのではなく、

  • なぜ出たのか

  • どこに負担が集中しているのか

  • 何を変えればいいのか

を見つけることが、本当の改善につながります。


もしあなたが、

「異常がないと言われたけど痛い」

そう感じているなら、
それはあなたの体が発している大切な声です。

その声を無視せず、
一度、体を“機能”という視点から見直してみてはいかがでしょうか。

痛みは敵ではありません。
体を守ろうとする、最後のブレーキなのです。

そのブレーキの理由を、一緒に探していきましょう。


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中央元気堂

住所:三重県桑名市中央町2丁目62

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